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姫田忠義と民族文化映像研究所

姫田忠義は1928年(昭和3年)兵庫県神戸市に生まれた。1954年に民俗学者の故・宮本常一と出会い、その影響を受けて日本全国を歩き始める。1976 年に伊藤碩男、小泉修吉とともに民族文化映像研究所(民映研)を創立し、日本人が長い歴史の中で培った自然との深い対応と共生の姿を「基層文化」と捉えて研究を開始。フィルム作品119本、ビデオ作品150本にのぼる膨大な記録映画を残した。2013年7月29日に84歳で死去。代表作に『アイヌの結婚式』『イヨマンテ』『越後奥三面―山に生かされた日々 ― 』など。 89年にフランス政府より芸術文化勲章オフィシエ叙勲。

姫田忠義

民映研の主な作品

『山に生きるまつり』(1970年/38分)

『アイヌの結婚式』(1971年/31分)

『チセアカラーわれらいえをつくる』(1974年/57分)

『うつわー食器の文化』(1975年/41分)

『奥会津の木地師』(1976年/55分)

『イヨマンテー熊おくり』(1977年/103分)

『椿山―焼畑に生きる』(1977年/95分)

『豊松歳時記』(1977年/94分)

『竹縄のさと』(1978年/36分)

『越後二十村郷・牛の角突き』(1981年/41分)

『アマルールー大地の人、バスク』(1981年/105分)

『龍郷のアラセツーショッチョガマと平瀬マンカイ』(1982年/31分)

『金沢の羽山ごもり』(1983年/46分)

『越後奥三面―山に生かされた日々ー』(1984年/145分)

『からむしと麻』(1988年/55分)

『カタロニアの復活祭』(1988年/57分)

『越前和紙』(1990年/57分)

『寝屋子ー海から生まれた家族』(1994年/57分)

『越後奥三面 第二部―ふるさとは消えたか』(1995年/154分)

『シシリムカのほとりでーアイヌ文化伝承の記録』(1996年/152分)   ほか多数

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